醸造食品工場設計支援業務について

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醸造経験から得た知識を工場設計に生かして提案致します。(写真は施主設計士様弊社のコラボで計画した完成度の高いお蔵です)
 一方私がこの仕事を始めて良く経験することが醸造工場を作る際醸造工場であることが忘れられてしまうことです。それは新工場本来の生産性品質向上を図るという本来の目的が損なわれることにつながります。外観は非常に重要ですが外観コスト等が重視されすぎ施主や設計士の思いが優先される問題は数多く拝見しました。将来の拡張機能や装置入れ替え用のルート開口が考えられていないケースも多いですね。その他簡単に実際に感じた事例を簡単に箇条書きにしてみました。

 

1.建築重視事例 外観コスト等が重視され施主や設計士の思いが優先され、醸造に必要な設備が導入できず現場とのギャップが発生した事例
2.用地問題事例 建築予定地の制約で計画したい用地面積が不足するまたは建築規制で求める建屋が建築できない事例
3.ビジョンミス 目標とするビジョンの不明確さから間違った設備を選択し設備の追加や本来交換しなけばならないが我慢して使うことを余儀なくされる事例
4.旧型設備使用 旧型の設備の再利用にこだわり生産効率があがらず人件費が下がらない。現場の苦労が改善されない。品質が向上しない。等の事例
5.理論設備導入 建屋関連設備、製造設備をカタログ値やコマーシャル中心に選択し実態を調査しなかった為、思う通に機能しない耐久性が不足する事例

 

 新しい工場を新設改造する際上記のような問題が知らぬ間に発生してしまうものです。弊社ではこれまでの醸造経験、数々の建築立ち合い経験、装置設備経験に基づき皆様のご相談に答えるサービスを行っております。サービス内容は費用も含めて個別案件としてその内容をお聞きしお見積り致します。新規案件がある際お気軽にご連絡ください。